3年間 体外受精 病院の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
結婚6年目の高校教師の37歳女性からの御相談。
高校3年生を受け持ったため、かなりのストレスがあるようです。症状としては、肩こり、頭痛、お腹がはる、ゲップ、イライラ等があり、手足は冷えやすく疲れると足がむくみやすく、膀胱炎にも度々なるとの事…。
3年前に婦人科で治療して、子宮内膜症の手術をし、体外受精も3回したが妊娠出来なかったそうです。また、生理痛があり、血塊も出るとの事でした。
生活リズムを伺うと、夕食は21時、就寝は24時を過ぎるとの事で、ストレスで「気」の滞りがひどいのと、夕食の時間が遅いので「お血(血の滞り)」を作り、免疫力も低下しているのではないかと思われました。
まず最初の2~3ヶ月は、体の中からいらない物を出し、「気」の滞りを改善して、体内に十分な「血」を補うような事を考え、お身体に合った漢方をおすすめしました。また「肝」によい簡単なツボマッサージをするようにと伝えました。
また食生活の改善により胃腸の状態も良くなられ、漢方だけに頼るのではなく、毎日の生活リズムと食生活も大切だと認識されました。
来店から6ヶ月後には漢方などのおかげで体調も整い、体外受精で無事着床されました。現在は妊娠6カ月を迎え、大変喜ばれています。
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